三井住友銀行がミャンマー・ティラワ出張所を開設へ
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株式会社三井住友銀行は、ミャンマー政府の現地関連当局より、ティラワ経済特区におけるヤンゴン支店ティラワ出張所開設の認可を取得したことを発表した。この認可を取得した事に伴い、ティラワ出張所の開設に向けた準備を進めていく。
三井住友銀行のミャンマーにおける事業展開は、2014年10月にミャンマー中央銀行からの国内での営業認可を取得し、2015年4月にヤンゴン支店を開設していた。このヤンゴン支店を通じて、預金・貸金・為替・インターネットバンキング等を提供しており、業務提携先である民間最大手銀行「カンボーザ銀行」と連携してキャッシュ・マネジメント・サービス等も提供していた。
ミャンマーでは、堅実な経済成長が続いており、豊富な天然資源や労働力を背景に、海外企業による投資の活発化が見込まれている。特にミャンマーで初めて設立されたティラワ経済特区においては、日本政府とミャンマー政府の共同で設立されたこともあり、日系企業の進出が続いている。三井住友銀行では、これらの日系企業のサポートを行うために、ティラワ出張所を設立することとなった。
三井住友銀行は、ティラワ出張所を開設した際には、ティラワ経済特区への進出を検討している顧客や既に事業を展開されている顧客の要望に対して、よりきめ細かい対応を実施することで、顧客のビジネスをより一層充実した体制でサポートしていく方針であることを表明している。