ミャンマーで日本のクラシック映画が無料上映
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日本政府および外務省は各地の大使館および国際交流基金などの団体と共同で、無料の映画上映・イベント開催などの手段により日本文化の普及活動を実施している。この活動の一環として在ミャンマー日本国大使館は、5月29日から6月7日の日程で開催される世界各国のクラシック映画を集めた映画祭「Memory! International Film Heritage Festival」において、日本映画を上映することを発表した。
この映画祭は2013年に開始され、今回の開催が3回目となる。1回目はフランス、2回目はイタリアで開催されている。今回は10日間の日程で女性をテーマにした60本を超える映画が無料で上映され、日本映画からは「西鶴一代女」「人間蒸発」「緋牡丹博徒・花札勝負」「緋牡丹博徒・お竜参上」の4本が英語字幕付きで上映される。「西鶴一代女」の上映の後には、岡田秀則氏(東京国立近代美術館フィルムセンター)によるレクチャー(日本の映画保存に貢献し、フィルムセンター設立にも寄与した川喜多かしこの生涯について)が実施される予定である。
【映画祭における日本映画の上映スケジュール】
・6月1日(月) 午前9:00~
溝口健二監督「西鶴一代女」 (1952年/148分)
・6月3日(水) 午後6時~
今村昌平監督「人間蒸発」 (1967年/130分)
・6月7日(火) 午前11時30分~
加藤泰監督「緋牡丹博徒・花札勝負」 (1969年/98分)
・6月7日(火) 午後3時30分~
加藤泰監督「緋牡丹博徒・お竜参上」(1970年/100分)