ミャンマーは国の発展のためプログラマーの教育を強化
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経済発展が進むミャンマーでは、成長を促進させ先進国に追いつくためには更なる基礎技術の習得が必要と考えており、特にプログラミングなどのICT技術の教育に力を入れている。この活動の一環として、ミャンマーのテインセイン大統領はコンピュータ関係の団体が開催している展示会に参加したことをミャンマー政府は発表した。
大統領はこの展示会に訪問した際に、国の発展のためには優れたICT技術をもつプログラマーの育成が必須なため、様々な施策により教育を強化していく方針などを述べた。プログラミング技術を始めとしたICTの技術を身につけることは、自身の雇用機会を改善させるだけでなく、透明性が高く良い政治を行うためにも重要である。ICT技術を身につけることにより、外資系などの企業でより良い条件で働く事が可能となるが、その身に付けた技術を自国に還元することで国の成長が促進されるため、積極的に技術習得を実施することを政府は推奨する。
また、ミャンマーでは経済成長が進むにつれて、以前ではICT技術が使用されていなかった銀行・保険・スーパー・病院・観光などの分野でも活用されており、今後更にICT技術者が必要となる見込みである。近年ではモバイル端末の使用が増えていることからも、今後は特にモバイルアプリケーションの開発の支援も実施していく方針である。
日本の多数のIT企業では、オフショア開発において人件費が高騰している中国に変わる国としてミャンマーを候補にあげている。既に多数の企業が進出しているが、今後は更にIT企業の進出は進みそうである。