オランダはミャンマーの水管理を支援
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ミャンマーのテイン・セイン大統領は9月のヨーロッパ訪問の際にオランダに訪問しており、この訪問の際にオランダ政府はミャンマーにおける水資源管理の支援を実施することを約束していた。両国政府の間では、この支援方法について協議していたが、テイン・セイン大統領とオランダ大使は12月2日に大統領官邸で会談を実施し、水資源管理の支援について協議したことをミャンマー政府は発表した。
この発表によると、オランダはミャンマーにおける河川の維持管理、新鮮な水の保全方法、水資源の管理方法、農産物の生産方法などにおける支援方法について議論を行った。
オランダでは、土地の3分の1は海面よりも低い土地であり、土地を守るために堤防の構築技術や、洪水を防ぐための水管理の技術が発展している。ミャンマーでは沿岸地帯が広く、洪水の被害に悩まされる事が多いことからも、水資源の管理が必要という点でオランダと同様であることからも、オランダからの支援を必要としている。
ミャンマーとオランダの関係は現時点では強固なものではないが、オランダのビール製造メーカーのハイネケンや、世界第2位の石油エネルギー企業のロイヤル・ダッチ・シェルグループはミャンマーに既に進出しており、更なる投資を計画していると一部報道されている。