綜合警備保障(ALSOK)がミャンマーに支店を設立
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ミャンマーへは日本企業が進出しているが、現地では比較的政情が安定しているとはいえ、現地におけるセキュリティを懸念する企業も多数存在していた。これらの企業のニーズを受け、綜合警備保障株式会社(ALSOK)はミャンマーへ進出した企業のセキュリティを守るために、ミャンマーのヤンゴンに支店を設立することを10月31日に発表した。
この発表によると、6月25日に既に仮登記を完了し業務を開始しており、今年の11月から12月頃に「ALSOKコンサルティングタイランド ミャンマー支店」を正式に設立する予定である。当初の業務内容は、安全・安心コンサルティング及び関連機器設置業務等を行う予定である。
日本の警備サービス業界では、1位のセコムと2位の綜合警備保障(ALSOK)の2社が売上高シェアで9割を占める寡占の状況であり、既に飽和状態でありことからも両社は海外市場への進出を強めている。セコムは既に2013年12月に、現地で衛星放送事業等を展開するシュエタンルイングループと敬相と合弁会社のミャンマーセコム株式会社を設立し、2014年秋からサービスを提供する予定であることを発表している。
アセアン各国には既に両社が参入しており、ミャンマーにおいても両社の競争は激化しそうである。