ミャンマーのモバイルゲーム市場にKDDIと住友商事が参入

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KDDI株式会社と住友商事株式会社は、ミャンマーのモバイルゲーム市場に参入することを発表した。

ミャンマーでは携帯電話の普及率が100%を超えており、その7割以上はスマートフォンを利用している。このミャンマーのモバイルゲーム市場は、今後は年平均成長率52%で成長が見込まれる分野であるため、KDDIと住友商事はミャンマーのモバイルゲーム市場に参入することを決定した。

この参入は、シンガポールにおける合弁会社の子会社である「FUNCREATE MYANMAR LTD.」を通じて、ミャンマーのモバイルゲームパブリッシング事業を共同運営していくものである。この会社では、日本をはじめ各国のモバイルゲームを収集し、ミャンマー向けにローカライズしたうえで、ミャンマー現地にて配信するとともにイベントを通じたプロモーション活動を推進していく。また、提供する各ゲームタイトルにて100万ダウンロード超を目指していく。

KDDIと住友商事は、ミャンマー国営郵便・電気通信事業体MPTと共同で通信事業を展開している。モバイルゲーム事業においては、この通信事業の顧客基盤と、KDDIと住友商事のモバイルゲーム事業に関する知見や経験を融合させていく方針である。