福岡の大学生がミャンマーでの国際協力リーダー育成研修に参加
福岡県の国際局国際政策課は、「福岡県国際協力リーダー育成プログラム」に参加する大学生10人が、ミャンマーでの現地研修を前に県庁を2月22日に表敬訪問して大曲副知事に研修参加の抱負を宣言する事を発表した。
公益財団法人の福岡県国際交流センターは、国連ハビタット福岡本部と連携して国際協力活動を行うことができる人材を育成することを目的として、「福岡県国際協力リーダー育成プログラム」を開催している。このプログラムは継続して実施しており、今年で6回目となるプログラムが開催される事となった。
今回のプログラムに参加するのは、九州大学の4人、北九州市立大学の2人、福岡女学院大学の2人、北九州市立大学の2人、西南学院大学の1人、福岡教育大学の1人の、合計10人となる。女性が8人、男性が2人となる。
予定しているプログラム日程は、2月24日に出発する。25日に国連ハビタットヤンゴン事務所に訪問して、概要説明・現地プロジェクトの説明・現地災害対策の説明を受ける。ハウジング・プロジェクト視察として、トレーニングセンター訪問、Yomaハウジング建設場所訪問、ハウジンク建設(場所でのタンクのペンキ塗り)を行う。26日には国連ハビタット関連として、スラム問題に取り組む団体訪問、スラム視察等を行う。27日には、J-SATで概要説明・事業所見学・J-SATの事業見学(日本語学校または視覚障碍者によるマッサージ店)を行い、NPO法人(難民を助ける会)で概要説明・意見交換・訓練所見学を行う。28日には、JICAに訪問して、概要説明を受ける。3月1日には、日本国大使館への表敬訪問を行い、UNOPS-国際連合プロジェクトサービス機関事務所への訪問、日本人先没者慰霊碑献花、パゴダ・涅槃像・ヤンゴン市場等の見学を行う。2日には、ヤンゴン外国語大学で現地大学生と日本語パートナーズ現地派遣員との交流を行い、3日に帰国する。
この大学生たちが、ミャンマーでの現地研修を前に、福岡県庁を2月22日に表敬訪問して、大曲副知事に研修参加の抱負を宣言することとなった。