ミャンマー洪水被害にテント等の緊急援助物資を供与
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日本政府と独立行政法人の国際協力機構(JICA)は、ミャンマーで発生した洪水被害に対してテントや水タンク(簡易水槽)の緊急援助物資を供与する事を発表した。
ミャンマーでは7月下旬から東部地域を中心とした豪雨が続いており、大規模な洪水が発生し、被災地では甚大な人的・物的被害が発生していた。ミャンマー政府の発表によると、この洪水で少なくとも死者は12人、被災者は約15万人以上、被災家屋は3万戸以上となっている。この洪水で、橋や各種インフラが破壊されてしまい、被災者たちは300以上の避難所で生活しているが、必要となる物資が不足している状況であった。
この洪水被害が発生しているミャンマー政府から、日本政府に支援の要請が行われたため、日本政府はミャンマー政府との友好関係に鑑み被災者のため緊急援助を行う事を決定した。この支援は、国際協力機構(JICA)を通じて実施される。供与される物資は、JICAシンガポール倉庫にあるテントと簡易水槽が、ヤンゴンに送られる。