ミャンマーの大統領がドイツ・スイス・オランダを訪問

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ミャンマーのテイン・セイン大統領が9月1日からドイツ・スイス・オランダを訪問したことをミャンマー外務省は9月11日に発表した。今回の訪問では各国首脳部との会談および各施設の視察を目的としていた。テイン・セイン大統領の主な活動は以下であった。

9月1日
ネーピードーから出発

9月2日
フランクフルト国際空港に到着

9月3日
ドイツのメルケル首相との会談
ドイツのメルケル首相との共同記者会見

9月4日
ドイツ銀行会長などが率いるドイツアジア太平洋ビジネス協会(OAV)などとの会談
ドイツのヨアヒム大統領との会談

9月5日
スイスのディディエ大統領と会談
スイスのディディエ大統領と共同記者会見

9月6日
ベルリンで空軍基地の訪問
コノルフインゲンでネスレの工場を訪問
ベルリン大学の訪問

9月7日
チューリッヒのスイス国立博物館を訪問
チューリッヒのリートベルク美術館を訪問

9月8日
オランダのマエストラントの水門を訪問
オランダの各種大臣との会談
ロッテルダム港の石炭工場を訪問

訪問先の各国メディアからは、ミャンマーにおける民主化についての質問が行われており、テイン・セイン大統領は民主化は着実に進んでいる事をアピールしていた。ヨーロッパの各国は人権問題に厳しいが、民主化に舵を切っているミャンマーに対しては好意的に評価しているために、今回の訪問に繋がったとみられる。