ミャンマーに日本の建設分野の知見を紹介
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日本の国土交通省とミャンマーの建設省は、両国間における建設分野における協力のための意見交換などを行う「第5回日緬建設次官級会合」をミャンマーのネピードーで3月8日に開催した。
日本の国土交通省とミャンマーの建設省は、平成26年に初めて『日緬建設次官級会合』を開催し、その後も毎年同様の会合を開催している。今年もこの会合が開催される事となり、第5回目となる建設次官級会合が開催された。日本側の出席者は、国土交通省の技監・都市再生機構・住宅金融支援機構・民間企業・在ミャンマー日本国大使館・JICAなどとなり、ミャンマー側の出席者は建設省の副大臣などとなった。
今回の会合では、「道路」「建設産業」「都市」「建築・住宅」の4分野に関して、日本側からは現在の政策や取組や今までに得た知見の紹介や今後のミャンマーにおけるインフラ整備に関する提案等を実施した。ミャンマー側からは、現在抱えている課題や今後のインフラ整備計画や法制度整備や開発事業の進捗状況等に関して報告された。
具体的な報告・意見交換した内容は、道路分野では「 高規格幹線道路ネットワークの提案」「ヤンゴン市内環状道路の整備」、建設産業分野では「建設産業分野における日緬協力」「ミャンマーにおける今後の建設産業政策」、都市分野では「都市分野における日緬協力」「ミャンマーにおける都市再開発」、建築・住宅分野では「住宅・建築物の安全性・品質向上対策」「空間計画システムと持続的な都市開発」となる。