農林水産省がインドとミャンマーの若手研究者を表彰

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日本の農林水産省は、開発途上地域で農林水産業の研究開発に従事する若手研究者を表彰する「2017年(第11回)若手外国人農林水産研究者表彰」において、インドとミャンマーの合計3名が受賞した事を発表した。

農林水産省では、開発途上地域の農林水産業に関する研究開発を発展させ研究に従事する若手研究者の意欲向上に資するため、若手外国人研究者を対象として『開発途上地域における研究開発に優れた功績をあげつつある』『将来の技術革新等につながる優れた研究業績をあげつつある』者に対して、毎年3名を限度に、「若手外国人農林水産研究者表彰(通称:Japan Award)」の農林水産技術会議会長賞を授与している。この活動は2007年から開始されており、今回で11回目となる。

今回はインドのチャンドラ・シッダヤ・ナヤカさん、ミャンマーのミン・アウンさん、インドのシータル・シャルマさんが受賞した。チャンドラ・シッダヤ・ナヤカさんの業績は、『植物-病原体システム及び生物工学的手法による植物病害管理に関する研究』となる。ミン・アウンさんの業績は、『乳牛の生産性と衛生、酪農家の生活改善及び酪農の環境影響に関する研究』となる。シータル・シャルマさんの業績は『最先端の情報通信技術を用いた、圃場毎の養分及び作物の管理方法の適用による、南アジアの小規模農家における、生産性及び利益性の向上を実現する革新的方法の開発』となる。

この3名は日本へ招聘され、1 名につき5千米ドルの奨励金が授与される事となる。