ミャンマーメディアに日本のODAを理解して貰うためのツアー
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在ミャンマー日本大使館は、日本政府がミャンマーへ実施している各種支援を幅広く現地に報道して貰うために、ミャンマー現地の報道陣に対して2泊3日のプレスツアーを実施した事を発表した。
プレスツアーの初日は、ヤンゴンで座学を実施した。この座学では、日本国民の大切な税金を使っている日本の政府開発援助(ODA)の考え方や特徴を説明し、これらの支援活動をミャンマーの人々に正しく広く伝えて欲しいとの旨を伝えた。
二日目は、カヤー州の州都ロイコーに訪問し、日本の無償資金協力によって改修されたロイコー総合病院の引き渡し式典に立ち会った。報道陣は医療服に着替えて新しい病棟の視察を実施した。日本政府からの支援では、最新の医療機器の整備だけではなく、機器の使用方法の研修も含めた支援が行われている事を説明した。
二日目の午後は、バルーチャン水力発電所の視察を行った。この発電所は日本政府の支援により建設されたものであり、1960年に完成した後に50年以上にわたりミャンマー国民に電力を供給し続けているものである。建設後も1986年と2013年に日本からの支援で改修も行われている事も説明した。
今回のプレスツアーには、新聞やテレビ等の15社が参加し、「7Day Daily」「Democracy」「Myanmar Times」「The Mirror」「The Voice」では、日本の支援に関連する記事を掲載した。