安倍総理はマレーシア副首相に新幹線導入を強く提案
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日本に訪問中のアフマド・ザヒド・ハミディ・マレーシア副首相は、安倍総理大臣との会談を31日に実施した事を発表した。
ザヒド・マレーシア副首相は、副首相就任後に初めてとなる日本への訪問を実施しており、日本の政治家だけでなく産業界とも会合を持っていた。安倍総理とは、31日に15分という短い時間であったが会談を実施した。
両者は、来年は日本政府とマレーシア政府の外交関係樹立60周年となる事からも、両国関係を更に強化するための良い機会として、引き続き協力していく事で合意した。
マレーシア・シンガポール高速鉄道計画に関しては、安倍総理が日本の新幹線を導入して貰えることを強く期待すると述べたのに対して、ザヒド・マレーシア副首相は検討中と述べたが、今回の訪日中に新幹線に試乗して感銘を受けた事を伝えた。
中国政府がベトナム政府・フィリピン政府の同意を得ずに強硬的に進めている南シナ海問題においては、安倍総理が現状を深刻に懸念していると述べたのに対して、ザヒド・マレーシア副首相は国際法に従って解決されるべきであるとの見解を示しただけであった。