日立産機システムはマレーシアでの事業展開を加速

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株式会社日立産機システムは、マレーシアにおける産業機器事業の強化に向けて、現地の製造拠点である日立産機マレーシア(Hitachi Industrial Equipment (Malaysia) Sdn. Bhd.)において、営業組織とサービス組織を新設し、製造・販売・サービスの一体運営を開始したことを発表した。

マレーシアの近年の経済発展は急速に伸びており、この経済発展に伴い社会の基本インフラ投資や省エネ製品の需要拡大により、今後も産業機器市場が順調に伸びていくことが見込まれている。そのため、マレーシア現地で各種産業機器製品の製造、販売、アフターサービスを行い、従業員59名を抱える日立産機マレーシアでは、日系企業が数多く進出しているクアラルンプール近郊のクランに2015年10月に移転しおり、新工場を設立することにより製造能力を倍増し、マレーシア現地の主導による事業を展開していた。

この事業展開を加速させるため、新たに営業組織とサービス組織を設立し、製造・販売・サービスの一体運営を行うことで、顧客の要求に対してより迅速かつ、細かい対応を実施していく。

日立産機は、今後も日立産機マレーシアを中心としてマレーシアにおける産業機器事業のさらなる拡大をめざすとともに、他のアセアン地域への進出も視野に入れたビジネスの拡大を加速していく方針であることを表明している。