日本の駐車場運営会社がマレーシアに進出

このページの所要時間: 059

石川県に本社を置き立体駐車場やプレハブ建築などの製造・販売・施行を行う日成ビルド工業は、マレーシアで駐車場の販売・メンテナンス・運営管理などを展開するエクセレンス・イノベイティブ・パーキング(EXCELLENCE INNOVATIVE PARKING SDN.BHD)の株式の49%を取得することを発表した。

今回の株式取得は、日成ビルド工業の子会社であるアジア統括(NISSEI BUILD ASIS PTE.LTE)を通じて実施される。エクセレンス・イノベイティブ・パーキング社の親会社であるMAIP社は、エクセレンス社の株式を引き続き51%保持することとなり、2社で共同運営を行うこととなる。この契約の締結は12月16日、実際の株式譲渡は12月17日にそれぞれ実施する予定である。

日成ビルド社は、中期経営計画の施策のひとつとして、東南アジア地域を中心とした海外事業基盤づくりを推し進めていた。日成ビルド社は今後も、今回の株式取得を通してMAIP社との関係を強化し、マレーシアにおける駐車場の販売およびに運営業務の販売拡大を行っていく方針である事を表明している。