JICAはマレーシアのキナバル山の登山道整備を支援

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独立行政法人の国際協力機構(JICA)は、閉鎖されていたマレーシアのキナバル山の登山道整備を支援していたが、この整備が完了したことに伴い登山道を再開したことを発表した。

マレーシアのボルネオ島北東部のサバ州に位置するキナバル山では、今年の6月5日にマグニチュード5.9の地震が発生したことにより、大規模な落石・崩壊などが発生し、日本人を含む10名以上の犠牲者が発生する事件が発生していた。マレーシア政府では、この登山道を一時的に閉鎖し再整備を実施していたが、代替登山ルートのリスク分析や検証についての支援をJICAに要請していた。

JICAでは、サバ州を中心とする生物多様性や生態系保全のためのプロジェクトに対して継続的な支援を実施していたこともあり、この登山道整備の支援も合わせて実施することとなった。JICAでは安全性調査の面で協力するため、落石対策・登山道安全性評価調査団を派遣し、代替ルートの安全性・地質評価・落石分析や対策などについても助言を実施した。

JICAなどからの支援もあり、12月1日からキナバル山の登山道が再開通することとなった。新しく開通した登山道は、安全性に加えて眺望性も改善されており、今まで以上に多くの登山客が訪れることが見込まれている。