日本はマレーシアと音楽で交流するためのコンサートを開催
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在マレーシア日本国大使館は、マレーシアの国立アスワラ芸術遺産大学(Akademi Seni Budaya Dan Warisan Kebangsaan (ASWARA))と共催で、両国の音楽家が自国の伝統音楽を演奏する交流コンサート「ブリッジ・オブ・ハーモニー(Konsert Jambatan Muhibbah)」を2月7日に実施したことを発表した。このコンサートには国際交流基金も協力している。
この発表によると、コンサートにはマレーシアからはアスワラ・ガメラングループが参加し、日本からは筝奏者の西陽子氏、篠笛奏者の西川浩平氏、フルート奏者の中川恵子氏(クアラルンプール在住でマレーシア国立交響楽団首席のフルート奏者)などが参加し、両国の伝統的な曲目が演奏された。
コンサートを終えた箏奏者の西陽子氏は、マレーシアの音楽家との初となる共演について「お互いの音楽を披露するだけでなく、共演というかたちで新しい音楽 の世界を創造できたという感動がさらにお客様にも伝わり、舞台と客席が一体化した時間は心を揺さぶるすばらしい体験でした。そして、ここで生まれた友情を これからも大切に育んでいきたいと心から思います。」との印象を述べている。
今回のコンサートは現地メディアにおいても取り上げられており、ASWARAの学生は海外の伝統文化を学ぶにはこの様な音楽イベントは有益であり、特に日本の琴の演奏を直接聞く事が出来たのは今後の勉学に非常に役に立つと語っている。コンサートに参加したアスワラ・ガメラングループの監督は、今回のコンサートは成功裡に実施されたと語っており、今後も同様に日本とマレーシアの文化交流を実施するコンサートを継続的に実施したいとの希望を述べていた。