農林水産省はマレーシアからの家きん肉等の一時輸入停止措置を解除
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日本の農林水産省は、マレーシアからの家きん肉等の一時輸入停止措置を2月18日付けで解除した事を発表した。
マレーシアでは、2018年8月に高病原性鳥インフルエンザ(H5N1亜型)の発生が国内で確認されたため、マレーシア家畜衛生当局から国際獣疫事務局に通報が行われていた。この通報を受けて、日本政府も日本への高病原性鳥インフルエンザの侵入防止を行うため、日本政府もマレーシアからの家きん肉等に関しての輸入を8月7日付けで一時停止していた。
マレーシア政府ではその後に鳥インフルエンザの清浄を進めており、鳥インフルエンザの清浄が完了したことから、日本政府にたいしてマレーシア国内の鳥インフルエンザの防疫措置等の情報を提供していた。日本の農林水産省は、提供された情報をもとに、マレーシアにおける鳥インフルエンザの清浄性を確認したことから、マレーシアからの家きん肉等の一時輸入停止措置を解除した。
近年のマレーシアからの家きん肉等の輸入実績は、2015年は323トン、2016年は377トン、2017年は45トン、となっている。なお、過去3年間ではマレーシアからの生きた家きん及び家きんの卵の輸入実績はない。