マレーシアはアメリカと連携しエボラウイルスおよびイスラム国対策を実施する
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マレーシアのナジブ首相は、インドネシアのジョコ大統領の就任式に参加した後、アメリカのケリー国務長官とエボラウイルスおよびイスラム国対策のための会談を行ったことをマレーシア政府は10月20日に発表した。
この発表によると、今回の会談ではアメリカがマレーシアへ行う様々な支援についての説明が行われた。アメリカは東南アジアにおいてもイスラム国対策として様々な活動を実施している。具体的には、イスラム国への参加募集を防ぐための活動、イスラム国への資金提供を防ぐ活動、過激なイデオロギーの布教を防ぐ活動などである。マレーシアではイスラム国参加を図る人が逮捕されたこともあり、アメリカは積極的にマレーシアへの支援を実施している。
エボラウイルス対策についても話し合われ、マレーシアはエボラウイルスの被害が大きい5カ国にゴム手袋を配布するため、2000万米ドルの拠出を実施した事を明らかにした。
会談では、気候変動対策においても両国は連携して対応していくことを確認しており、両国の関係は更に深まりそうだ。