東芝がマレーシアの石炭火力発電所への主要機器を設置

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東芝エネルギーシステムズ株式会社は、マレーシアで建設中の世界最大級のジマイースト石炭火力発電所で東芝グループが製造した1号機向け発電機のタービン建屋へのオンベース(主要機器の設置場所への配置)が完了した事を発表した。

東芝グループでは、ジマイースト石炭火力発電所において、株式会社IHIと韓国企業の現代エンジニアリングと現代建設とともに、発電所の建設・運営を手掛ける共同事業会社ジマイーストパワーと設計・調達・建設契約を締結していた。1号機は2019年6月の完工・商業運転開始を目指して建設を進めており、東芝グループは契約に基づき発電機の設置場所への配置(オンベース)を実施していた。

このオンベースが完了した事に伴い、ヌグリ・スンビラン州の州知事による発電所の視察が実施された。州知事からは「ジマプロジェクトが動き始めて以来、本プロジェクトが成功する事をいつも心に描いており、この成功が今後の州発展へ繋がることを期待している」との旨が述べられた。