埼玉西武ライオンズがマレーシアに野球用具を寄付

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日本のプロ野球球団でパシフィック・リーグに所属している埼玉西武ライオンズは、海外へ野球用具を寄付するプロジェクト「LIONS BASEBALL FOR THE WORLD」を今年も開催し、マレーシアへ野球用具を寄付する事を発表した。

埼玉西武ライオンズでは、球団だけでなく選手やファンが一体となって、海外の野球振興のために野球用具を寄付するプロジェクト「LIONS BASEBALL FOR THE WORLD」を2013年から開催している。この寄付プロジェクトでは、ファンから使用していない野球用具や運動靴を受け取り、海外の子供達に用具を供与している。

今年もこのプロジェクトを実施する事が決定され、今年は日本人の原田勝美氏がナショナルチームの監督を務めているマレーシアを対象として実施する事となった。現在のマレーシアの野球情勢は、約20のクラブが活動して約700名の競技者がいる。しかしながら、現在のマレーシアでは野球用具の不足により子供達が満足にプレーする事が出来ていないという状況である。

埼玉西武ライオンズでは、このマレーシアへの野球用具の寄付に賛同するファンにたいして、埼玉西武ライオンズ主催の一部の試合で野球用具を回収するため、試合を観戦する際に野球用具を持ち寄るように呼び掛けている。また、野球用具を寄付した際には、主催試合の観戦券などがプレゼントされる。