丸紅がマレーシア首都圏で住宅分譲事業を実施

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日本の総合商社である丸紅株式会社は、マレーシアの上場不動産デベロッパーであるSHL Consolidated Bhd 社と共同で、マレーシア・クアラルンプール首都圏において住宅分譲事業を実施する事を発表した。

丸紅のマレーシアにおける住宅分譲事業の事業展開は、SHL社と協力して1990年から2000年代にかけてクアラルンプール首都圏を中心として、約8000 戸の住宅分譲事業とゴルフ場の開発・運営事業を実施してきた。これらの協力事業を実施してきた関係をいかして、新たに住宅分譲事業を実施する事を決定した。

今回の住宅分譲事業を実施するにあたり、新たにマレーシアのクアラルンプールに事業会社「SHL-M Ventures Sdn Bhd.」を2017年春頃に設立する。この事業会社を通じて、マレーシアのセランゴール州のチェラスに、9 階建コンドミニアム8 棟の合計で568 戸を開発する。総事業費は約60 億円となり、2018年3月から発売を開始し、2020年3月に引渡を行う予定である。

丸紅は、今後も高い経済成長が続く中国・アセアン地域を重点市場と位置付けたうえで、アセアン主要都市において住宅分譲事業を展開していく方針である事を表明している。