パナソニック産機がマレーシアで初めてノンフロン冷凍機を納入

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パナソニック産機システムズ株式会社は、マレーシアにある販売代理店を通じて現地のスーパーマーケットに「CO2冷媒採用 ノンフロン冷凍機」を、海外のスーパーマーケット向けとして初めてとなる納入を実施した事を発表した。

マレーシアでは、気候変動対策「パリ協定」等の国際ルール策定等の流れを受けて、国家全体でフロン冷媒の段階的使用削減に取り組んでおり、脱フロンへ向けたプロジェクトを官民合同で進めている。これらの活動の一環として、パナソニック産機システムズの「ノンフロン冷凍機」がマレーシアの温暖化対策補助金対象の製品となった。パナソニック産機システムズでは、日本国内のスーパーマーケット・コンビニエンスストアにおける多くの自然冷媒機器導入実績がある事から、今回の納入が実施される事となった。

パナソニック産機システムズでは、マレーシア環境省の協力のもとで、3月23日に現地の大学・施工関係者に向けたノンフロン冷凍機についてのセミナーを開催しており、マレーシアにおける温暖化対策をサポートしていた。今後も、自社が持つ技術と経験等を元として、マレーシアにおける温暖化対策をサポートしていていく方針である事を表明している。