世界銀行はラオスの貧困対策を全面的にサポートする
このページの所要時間: 約 1分3秒
ラオスでは先日の記事でも報じているが(世界銀行からの支援を・・)世界銀行からの支援をうえて、貧困対策・インフラの整備を行っている。世界銀行はこの支援を加速させるため、世界銀行の東アジアと太平洋担当副社長のアクセル・バン(Axel van)氏がラオスに3日間の公式訪問を行い、更なる支援を行うことを約束した。
バン氏によると、ラオスは地域で最も急成長している国の一つであり、貧困削減に著しい進歩を達成しているとのことである。また、短期間的な貧困削減の対応策だけではなく、将来的な経済発展も考慮し、ラオスのソムサワート・レンサワット(Somsavat Lengsavad)副首相および中央銀行総裁などともミーティングを行っている。バン氏は、世界銀行の支援を町民が実際に受けれているか確認するために、実際にルアンプラバンの北部州に訪問している。
世界銀行の発表では、2002年から実施された3,800個にもわたる道路・学校・橋・健康診療・給水・灌漑などの改善プロジェクトにより、約100万人以上の人々が恩恵を受けている。今後の貧困対策プロジェクトとしては、第2段階に入っており、38地区、10の州での1200の村を支援することを目的とし実施中である。