岸田外相がラオス首相へ訪問、ASEAN議長国の役割を支援

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ラオスに訪問中の岸田外務大臣は、ラオスのトンルン首相へ表敬訪問を実施した事を外務省は発表した。

トンルン首相からは、岸田外相の初めてのラオス訪問を歓迎するとともに、熊本地震の被災者に対してのお見舞いの言葉が述べられた。日本とラオスの間で直行便就航が法的に可能となる日ラオス航空協定が正式に国会で承認されたことをうけて、実際の直行便が就航されるように、日本政府からも更なる後押しをして欲しいとの希望が伝えられた。また、ラオス政府がASEAN議長国の立場としてG7伊勢志摩サミットアウトリーチ会合に出席する事を楽しみにしている旨も伝えられた。

岸田外務大臣からは、ラオスの新政権の発足とトンルン首相の就任を祝福するとともに、ラオスの新政権とも従来通りの「戦略的パートナーシップ」の関係を構築していきたい旨が伝えられた。また、日本政府はラオスの経済社会開発5か年計画を踏まえて、インフラ整備のみならず人材育成などのソフト面からの支援も実施していく方針である事が伝えられた。ASEAN議長国を務めるラオスに対しては、議長国を遂行するために必要となる様々な支援も合わせて実施していく方針である事も伝えた。