日本はラオスとの外交関係樹立60周年を祝い桜の植樹式典を実施
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日本とラオスは外交関係を樹立してから今年で60周年を迎えることに伴い、両国の関係を更に深めるために「日ラオス外交関係樹立60周年記念事業」と銘打ち、交流事業の実施および一般事業者からの交流事業の募集をしている。この60周年の主要行事として、ラオス北部フアパン(Houaphan)県における桜の植樹式典「Sakura Tree Plantation Ceremony(Let Cherry Blossom’s Blow in Laos)」を2月12日に実施したことを日本の外務省は発表した。
この植樹式典は、国際NGOでアジア各国で障害者の自立と社会参加を支援している「アジアの障害者の活動を支援する会(ADDP)」、ラオスに小学校やつり橋を建設寄贈しラオス政府首脳とも交流を実施している「埼玉ラオス友好協会」、国際環境創造協会およびラオス・フアパン県関係者などの両国の様々な団体からの協力により実施された。
この式典の参加者は、日本側からは河村建夫・日ラオス友好議連会長、岸野博之・駐ラオス日本大使、八代英太・元郵政大臣(ADDP顧問)、高橋奬・埼玉ラオス友好協会会長などが出席した。ラオス側からは、パンカム・ヴィパヴァン副首相兼教育スポーツ大臣、カムフン・フアンヴォンシー・フアパン県知事などの関係者が出席した。今回の式典では、日本の岸田文雄外務大臣からの両国関係者への祝意メッセージも紹介された。
植樹された桜は日本の象徴であり、日ラオス外交関係樹立60周年のロゴマークにも採用されている。今回植樹された桜がラオスで開花し、日ラオス関係の友好の象徴となることが期待されている。