ラオスのトンシン・タンマヴォン首相が3月に来日
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首相官邸は2月6日の閣議の結果、ラオスの首相のトンシン・タンマヴォン(Thongsing THAMMAVONG)氏が3月4日から7日の日程で公式実務訪問賓客として来日することを発表した。ラオスとは今年に外交関係樹立の60周年を迎えることもあり、この訪問中には記念行事が開催される予定である。滞在中は、トンシン首相は日本の天皇陛下と会談する。トンシン首相は安倍晋三内閣総理大臣とも会談および夕食会を実施し、日本とラオスの関係を深めるための意見交換も実施する予定である。
トンシン首相は積極的に訪日しており直近の訪日は、2010年5月に江田参議院議長の招待、2012年3月に実務訪問賓客、2012年4月に第4回日メコン首脳会議、2013年12月に日ASEAN首脳会議のため訪日している。今までに訪日した際には、首相や国会議員との会談のみに留まらず、日本の工場見学や地方自治体への訪問や国際協力機構(JICA)への訪問を実施している。
首相官邸は、ラオスは2016年にASEAN経済共同体(AEC)の最初の議長国を務めることもあり、今回の訪日の際には、二国間の関係のみならず、アセアン地域における情勢についても意見交換を行い、両国の連携および強化を図っていく方針であることを発表している。