外務副大臣がラオス訪問、政府高官との会談や職業訓練センターの視察
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阿部俊子外務副大臣は、ラオスに6月9日から11日にかけて訪問し、政府高官などとの会談を実施した。
阿部外務副大臣は、サルムサイ外務大臣への表敬訪問とカンパオ外務副大臣との会談を実施した。これらの会談で阿部外務副大臣は、日本政府は商用目的の査証緩和の実施を決定し、ラオス政府にも投資環境を改善してもらい両国の経済交流を増進させたい旨を述べた。ラオス側からは、日本による財政安定化支援はラオスの財政状況の改善に寄与しており感謝しており、今後も引き続き両国間の協力関係の強化を進めていきたい旨が述べられた。また、メコン協力や北朝鮮情勢などの地域・国際情勢に関しても意見交換が行われた。
阿部副大臣は、日本政府が支援した「国道9号線橋梁改修事業」の引渡式にも出席した。この事業は、劣化が進行したセクムカーム橋とセタームアック橋の改修を目的とし2016年末より建設が進められていたものである。阿部副大臣は式典で挨拶を行い、ラオスの外務大臣や計画投資大臣が立会人として出席した。また阿部副大臣は、ラオス滞在中にホワイホン職業訓練センターへの視察や現地で活躍する元日本留学生協会や日系企業関係者との意見交換を実施した。