ラオスで政府の支援を受けた映画が製作・上映される

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ラオスでは1990年から2004年までの映画が製作されていなかったこともあり映画産業が発展していない。そのため、映画産業を発展させるためにも近年では政府の支援により映画が作成されている。ラオス文化省は、2013年1月に制作発表会が行われた「Kwouan Nang」の映画の製作が完了し今月末から上映を行うことを10月20日の記者会見で発表した。

映画は約110分で、貧しい家庭に生まれた恵まれない女性が首都で働き成功を掴むストーリーである。主人公の女性は高等学校を卒業した後に、貧困から脱出し母親を助けるために首都のビエンチャンで働く。主人公は縫製工場で働き始めるが、人身売買などの事件に巻き込まれながらも、持ち前の勤勉・タフな性格などからこれらの事件を解決していくストーリである。

ラオスでは様々なメディアに対して国の検閲が行われており、映画も例外では無く検閲が行われる。そのため、自由に映画が製作出来ない事もあり、映画産業が発展していくかは不明な状況である。