ラオス山岳地域の母子保健サービス強化を支援

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在ラオス日本大使館は、ラオスの山岳地域における母子保健サービスを強化する支援のため、総額355,775米ドルの支援を実施する事を発表した。

ラオス北部の山岳地域では、母子保健サービスを提供する環境が十分に整備されておらず、地域住民の妊産婦や子どもの健康や安全な出産などに関する知識も不十分であるため、ハイリスク状態にある妊産婦や子どもの発見と対応が遅れており、高い死亡率につながっている。そのため日本政府は、この地域の医療機関に必要な医療機器を供与し職員に対して医療機器の維持管理や研修等を実施している団体「難民を助ける会(AAR Japan)」への支援を実施しており、今回の支援もこの団体を通じて実施される。

今回の支援は、難民を助ける会による「ラオスの山岳地域における母子保健サービス強化事業 (第3年次)」に対して総額355,775米ドルの支援を行う形で実施されるものである。支援に関する署名式は、駐ラオス日本大使とAAR Japanのプロジェクトマネージャーとの間で実施された。今回の契約は3年間のプロジェクトの3年目となるものである。