河野外相はラオスに自由で開かれたインド太平洋戦略への協力要請
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河野太郎外務大臣は4月7日にラオスの首都ビエンチャン等に訪問し、ラオス政府高官への表敬訪問・会談とビエンチャン市内視察等を実施した。
河野外相は、ラオス政府高官との会談に関しては、トンルン・シースリット首相とパンカム・ヴィパワン国家副主席への表敬とサルムサイ・コンマシット外務大臣との会談を実施した。これらの際には、河野外相から日本政府が掲げる『自由で開かれたインド太平洋戦略』のもとで「ワッタイ国際空港の拡張計画」「ハノイ=ビエンチャン間の連結性向上」「不発弾処理」の分野での協力を加速化させたい旨を述べた。ラオス政府高官たちからは、今までの長年にわたる日本からの支援に対する感謝の意が述べられるとともに、今後も日本とともに緊密に連携していきたいとの旨の反応があった。この反応を受けて河野外相は、今後も引き続き物流・人の移動の活性化・上水道・廃棄物処理・電力系統整備でも協力をしていきたい旨を述べた。また、先日の防衛大学校の卒業式では、初となるラオス人卒業生を送り出した事にも触れた。
ビエンチャン市内の視察では、日本政府が整備を支援しているワッタイ国際空港への視察、不発弾被害者に支援を行うNGO・COPEが運営するビジターセンターへの視察、ビエンチャン市内のブラインドサッカーラオスナショナルチームの練習場を視察した。