自衛隊がラオスで人道支援・救援災害能力の向上支援

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在ラオス日本大使館は、「人道支援・救援災害(HA/DR)能力構築支援セミナー」が11月20から24日の5日間にわたってビエンチャン市郊外のラオス軍基地で開催された事を発表した。

このセミナーは、日本の防衛省・自衛隊チームから合計11人がラオスに派遣され、ラオス人民軍のセミナー受講生の指導者12人を含む60人に対して、捜索・救難・救護に関する経験及び技術の移転を行うものである。開催されたセミナーでは、昨年のHA/DRに関する拡大ASEAN国防相会議(ADMMプラス)の専門家会合の日・ラオス共同議長国の中でのセミナー実績を土台にしつつ、新たに指導者教育に重点を当てたプログラムを加えて充実した内容で実施された。

日本の防衛省・自衛隊では、アジア各国における人道支援・災害救援(HA/DR)分野の能力向上を支援するために、現地に防衛省国際政策課能力構築支援室員などを派遣したうえでセミナーを開催している。また、ASEAN諸国に対する支援では、イギリスと協調したうえで日英HA/DRセミナーも実施している。