日本はラオスに3.5億円の食糧援助の無償資金協力
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日本の外務省は、ラオスで食糧援助を必要としている人達を支援する事を目的として、国連世界食糧計画(WFP)を通じてラオスに供与額3億5,000万円の無償資金協力を実施する事を発表した。
ラオスでは、国土は広いが耕作に適した土地はメコン河沿いの低地のみであり国土面積の約10%程度となっている。この耕作に適した農地は、メコン河沿いにある事も影響して雨季には河川の氾濫の影響を受けやすい状況となっている。
このラオスでは、2015年から2016年にかけて発生した洪水やイナゴが発生していた事等の理由により約9万人が食糧援助を必要としている状況であった。そのため日本政府はラオス政府からの要請を踏まえて、ラオスに食料を供与することによりラオス国内の食料安全保障を改善して開発課題の解決に寄与すること等を目的として、国連世界食糧計画(WFP)を通じた無償資金協力の支援を実施する事を決定した。なお、この支援に関する書簡の交換は、ラオスの首都ビエンチャンで18日に実施されている。