JBICがインドネシア国営電力会社の日本製の機器購入を支援
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日本の政策金融機関であるJBIC(株式会社国際協力銀行)は、インドネシアの国営電力会社(PT PLN(Persero))に対して、日本の三菱商事等から三菱日立パワーシステムズや三菱電機のガスタービン等の設備一式を購入するために必要となる資金を融資する事を発表した。
インドネシアでは堅実な経済成長に伴い電力需要が急増しており、ジャワ島ジャカルタ首都特別州で新たなガス焚き複合火力発電所(500MW×1基)を建設する事を決定していた。インドネシアの国営電力会社であるPLNでは、日本企業の三菱日立パワーシステムズや三菱電機などが製造した高品質なガスタービン・蒸気タービン・発電機をこのガス焚き複合火力発電所に導入する事を検討したため、JBICはこの機材の購入を支援するために融資を実施する事を決定した。
今回の融資は、株式会社三菱東京UFJ銀行、株式会社みずほ銀行、オーストラリア・アンド・ニュージーランド・バンキング・グループ・リミテッドとの協調融資により実施される。JBICは、今後も日本企業によるインフレ輸出を支援するために、金融面からの幅広い支援を実施していく事を表明している。