日本とインドネシアは各種インフラ整備に関する協力関係を強化

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日本の国土交通省は、石井国土交通大臣がインドネシアに訪問し、日本とインドネシア間における各種インフラ整備に関する協力関係を強化するための協力覚書を締結した事を発表した。

インドネシアに訪問した石井国土交通大臣は、インドネシアのブディ・カリヤ・スマディ運輸大臣、ルフット・ビンサル・パンジャイタン海洋担当調整大臣、リニ・スマルノ国営企業大臣、バスキ・ハディムリヨノ公共事業・国民住宅大臣との会談などを実施した。

運輸大臣との会談では、計画中のジャカルタ首都圏東部のパティンバン新港整備とジャワ島北幹線鉄道の準高速化等のインフラ整備に関する意見交換を行った。

海洋担当調整大臣とのワーキングランチでは、運輸大臣・観光大臣・西ジャワ州知事も加わり、パティンバン新港整備やジャワ島北幹線鉄道の準高速化等のインフラ整備関連のみならずに観光政策等に関しても意見交換を実施し、両国政府は観光分野においても引き続き協力していくことで合意した。

国営企業大臣との会談では、空港・港湾などのインフラ整備と交通分野に関しての意見交換を実施し、引き続き両国は協力していくことで認識を共有した。

公共事業・国民住宅大臣との会談では、都市開発・下水道分野・海岸分野などの整備分野における協力を進めていくために、両政府の関係当局間の協力をさらに深めていく事に合意し、協力覚書の締結を実施した。