インドネシアは台湾への輸出額増加を目指す
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以前の記事(中進国への成長を続ける・・)にて報じているようにインドネシアは付加価値の高い製品の製造・輸出を推進している。
付加価値の高い製品としては、加工食品および飲料製品を重要視している。
この様な状況の中、台湾への輸出を増やす方針であると2014年6月25日にインドネシアの貿易省が発表した。
インドネシアと台湾間の2013年の貿易収支は、インドネシア側の13.8億米ドルの黒字である。
インドネシアにとって台湾は2.49%のシェアを持つ輸出国として第10位に位置づけられている。
台湾へ輸出を増やす具体的な方策としては、台湾の台北で6月25日~28日に実施されたフード台北2014展(The Food Taipei 2014)に参加を行っていることが挙げられる。
今回展示した製品は、新鮮な果物や野菜、保存の果物や野菜、鶏肉、魚介類、加工肉製品、食用油、乳製品、健康食品、凍結調理食品、缶詰食品、ワイン、お酒、コーヒー、紅茶、ジュース、ソフトドリンク、調味料、菓子、アイスクリーム、などである。
今回実施した展覧会には58,535の現地バイヤーと6,588の国際的なバイヤーを集めており、インドネシア当局としては成功であったと分析している。
この展示会の影響も考慮すると、2014から2015年の世界へインドネシアから加工食品の輸出は500万米ドルと4.9の値で10.5%-11.5%で成長すると予想されており、インドネシアの好調な貿易は続いていきそうだ。