東京センチュリーがフィンテック事業等でインドネシア大手財閥と提携

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大手総合リース会社である東京センチュリー株式会社は、インドネシアの大手財閥であるリッポー・グループとの間で、デジタル事業ならびにフィンテック事業を共同で行う事を目的とした戦略的パートナーシップ協定を締結した事を発表した。

東京センチュリーが提携するリッポーグループは、インドネシアにおける最大の百貨店マタハリ(Matahari)を展開し、不動産・IT・金融などの事業を営む大手財閥である。このリッポーグループでは、BtoCのeコマース事業であるマタハリモール(Matahari Mall)を昨年に立ち上げており、今後はデジタル関連事業の拡大に注力していく方針である。

東京センチュリーは、このリッポーグループのデジタル関連事業の拡大に協力するために、このデジタル事業ならびにフィンテック事業に総額で1億ドル程度の出資を行う。また、東京センチュリーが今までに培ったファイナンスのノウハウを提供する。今後は、ビッグデータを活用したファイナンスサービス、電子マネーサービスやポイントサービス事業会社への出資、eコマースサイトの出店者や消費者向けのファイナンス事業会社の設立等も視野に協力を進めていく。