住友倉庫がインドネシアに合弁会社を設立

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住友グループである株式会社住友倉庫は、インドネシアにおいて現地企業と合弁会社「住倉ロジスティクスインドネシア(PT. Sumiso Logistics Indonesia)」を設立する事を発表した。

住友倉庫グループは、タイ・シンガポール・マレーシア・ベトナム等に物流拠点を有しており、ASEAN地域における顧客のサプライチェーン・マネジメントの構築に貢献していた。ASEAN地域のインドネシアにおいては、世界4位の人口を抱えており堅実な経済成長を続けており、今後も物流に関する需要が見込まれている。そのため住友倉庫は、インドネシアにおいて合弁会社を設立する事を決定した。

設立する合弁会社は、インドネシアにおいて永年にわたってパートナーシップを築いてきた「PT. Iron Bird Transport」と設立する。この会社は、インドネシア最大手のタクシー会社を擁するBlue Birdグループのうちの 1 社であり、現地でフォワーディング業及び通関業を営む有力な物流企業である。

住友倉庫は、今後はこの合弁会社を通じてインドネシアにおける輸出入フォワーディング事業を拡大し、アセアン地域の各拠点と連携し顧客の物流ニーズに対応していく方針である事を表明している。