三菱倉庫がインドネシアに配送センターを新設

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三菱グループに属する三菱倉庫株式会社は、インドネシアの西ジャワ州ブカシ県において、新しい物流倉庫を建設する事を発表した。

三菱倉庫のインドネシアにおける事業展開は、1993年にジャカルタの西側に位置するバンテン州にタンゲラン倉庫を設立し、この倉庫における保管を中心とした物流サービスを提供していた。このインドネシアでは、自国の経済成長に伴い中間層が増加し、インドネシア国内における日用品・食品・雑貨などの流通が急増していた。これらの新しい流通需要に対応するため、三菱倉庫は新しい物流拠点を建設する事を決定した。

今回の倉庫の新設は、現地法人のインドネシア三菱倉庫会社が実施する。この倉庫は、周辺の工業団地の中で最もジャカルタ近いMM2100工業団地内にあり、高速道路ICにも近く物流拠点に最適な立地である。また、定温庫及び保冷庫を備えており、食品等の温度管理物流にも対応している。

三菱倉庫は、今後もインドネシアにおけるロジスティクス事業の拡充に注力していく方針である事を表明している。