インドネシアのレイプ犯は去勢へ

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インドネシアのスマトラ島で14歳の少女が集団レイプされたうえで殺害された事件が発生したことを受けて、インドネシア政府は性犯罪者の去勢も視野にいれた法改正を実施する方針である事を発表した。

この事件は先月4月2日にインドネシア西部のスマトラ島で発生していたものである。帰宅途中であった14歳の少女が、14人の少年を含む集団に襲われ集団レイプされたあげく殺害され、村人によって数日後に裸で縛られたままの姿で遺体が発見されるという悲惨な事件が発生していた。容疑者の多数は逮捕され、既に少年に適用される範囲での最大となる10年の禁固刑を言い渡されている。

当初は、この事件は大きく取り上げられていなかったが、インターネットなどで大きく取り上げられるとともに、国内から事件と軽い刑罰に抗議する声が挙がっていた。特に、これらの性犯罪事件の加害者が受ける刑罰が軽すぎるとして、性犯罪の厳罰化の声が国内から強くあがり多数の抗議署名も集まっていたことから、インドネシア政府も性犯罪の厳罰化を行う方針を決定した。

ジョコ大統領は女性の権利を守り民意を反映させると公言している事からも、去勢を含めた厳罰化を行う方針である。また、インドネシア社会省でも2019年までにインドネシアから違法な売春施設を撤去する事を打ち出しており、様々な面から女性の権利を守る方針である。しかしながらインドネシア警察の捜査能力は未熟であるため、性犯罪における冤罪が発生する可能性も高いことからも、復元が不可能である去勢を実施する事には反対の声も挙がっている。