日揮がインドネシアのガス処理プラント建設を270億で受注
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各種プラントの製造からメンテナンスまでを行うエンジニアリング会社である日揮株式会社は、海外法人であるJGCインドネシア社がインドネシアのガス処理プラント建設を約270億で受注したことを4月1日に発表した。
JGCインドネシアが受注した案件は、天然ガスや石油などの天然資源に恵まれているインドネシアのアチェ州において、「メドコ・エネルギー・インターナショナル(PT MEDCO E&P MALAKA)」社などが保有する鉱区から産出される天然ガス(日量あたり9千万立方フィート)を処理し、燃料用ガス、コンデンセート、固形硫黄を生産する設備を建設するものである。このプラントにて処理されたガスは、主にアチェ州において国営電力会社が計画しているガス火力発電所および国営肥料会社にて使用される予定である。
このプロジェクトでは、日揮は現地の建設会社の「エンコナ社(PT. ENCONA INTI INDUSTRI)」と共同で建設を進める。納期は2018年第1四半期となる。