住友商事は関西電力とインドネシアの石炭火力発電所を建設

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住友商事株式会社は、関西電力株式会社とインドネシアのユナイテッド・トラクターズとともに、タンジュン・ジャティB石炭火力発電所5・6号基拡張プロジェクトを実施することを決定し、インドネシア国営電力会社PLNと長期売電契約を締結したことを発表した。

今回実施する事業は、インドネシアのジャワ島中部にあるタンジュン・ジャティB石炭火力発電所の隣接地に、1,000メガワットの高効率な超々臨界圧石炭火力発電設備ユニット2基(合計2,000MW)を新たに建設するものである。商業運転開の開始は2020年を予定しており、商業運転開始後は現地に設立した事業会社を通じて25年間にわたり発電所の運転・保守・売電などを行うプロジェクトである。総事業費は約5,000億円を予定している。発電所の建設の際には、住友商事の今まで培った電力EPCビジネス経験をいかし、主要機器は日本製品を採用する予定である。

住友商事は、今後もこのプロジェクトを通して、インドネシア電力市場でのプレゼンスを高めるとともに、アジア地域を中心とした電力インフラの整備を通じて各国の経済発展に寄与していく方針であることを表明している。