日本とインドネシアは初めての外務・防衛閣僚会合を実施

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日本の外務省は、日本政府とインドネシア政府との間で、南シナ海やテロ対策を含む地域や国際社会の課題について議論を行う「日・インドネシア外務・防衛閣僚会合」を12月17日に東京において開催することを発表した。

この会合への参加者は、日本政府からは岸田文雄外務大臣と中谷元防衛大臣が参加し、インドネシア政府からは、ルトノ・マルスディ外務大臣(Retno Marsudi)とリャミザルド・リャクドゥ国防大臣(Ryamizard Ryacudu)が参加する予定である。日本政府はASEAN域内の国と個別に防衛分野などの協力方法を話し合う会合を定期的に実施しているが、今回のような外務・防衛閣僚会合をASEAN域内の国と実施するのは初めてのこととなる。また、この会談に合わせて、岸田大臣はルトノ・マルスディ外務大臣と個別に「日本・インドネシア外相会談」も実施する予定である。

日本の外務省は、今回の会合を通じて日本とインドネシアの両国の「戦略的パートナーシップ」が一層強化されることを期待していると表明している。