インドネシア前大統領が安倍総理へ表敬訪問

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インドネシアの前大統領であるスシロ・バンバン・ユドヨノ・インドネシア氏は、日本の政策研究大学院大学で講演するために訪日しており、この滞在中の9月17日に安倍総理大臣へ表敬訪問を実施したことを発表した。

日本の外務省側からも今回の表敬訪問を受けた事を発表している。外務省側の発表によると、今回の会談では、ユドヨノ前大統領からは、今回の表敬訪問への謝意が表明された。安倍総理大臣からは、ユドヨノ前大統領が2年前に来日した際に実施した憲政記念館での素晴らしい講演を今でもよく覚えている旨が伝えられ、大統領自体には両国の友好協力関係強化に尽力した事に対して敬意を抱いていることが伝えられた。

ユドヨノ前大統領側の発表では、安倍総理大臣への訪問を伝えるとともに、国際協力機構(JICA)の理事長への訪問を行ったことを発表している。また、この発表の際には、自身がインドネシア大統領であった時の政策方針を明らかにした。インドネシアを発展させるためには「全方位外交」が必要と考えていた事から、日本・中国・韓国を巻き込む必要があり、この3カ国が含まれる「ASEAN + 3」の枠組みを構築する事に力を注いでいたことを明らかにしている。ユドヨノ前大統領は、今後も日本とインドネシアの友好関係を強化するために、引き続き尽力していく方針である旨が表明されている。