インドネシアのスマトラ島のシナブン山が噴火

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日本では多数の火山が存在しており、近年では鹿児島県の口永良部島の噴火が発生しているが、インドネシアも日本と同様に多数の火山を抱える国である。このインドネシアでは、スマトラ島の北部に標高2460mの活火山のシナブン山(Sinabung)が存在しており、近年ではたびたび噴火している。このシナブン山では、火山活動が再び活発化し噴火したため、警戒レベルを上げるとともに現地の周辺住民の約3000人を退避したことをインドネシア国家災害管理機関は発表した。

この発表によると、火山活動は日々活発化しており、火口から火山灰や岩石が噴出したため、警戒レベルを上げるとともに、火山の南側に存在する4つの村を中心とした現地住民の避難を決定した。この避難には、現地の警察および軍関係者達により避難誘導などが実施された。今後の状況によっては、避難対象の地域の拡大、監視体制の強化、国際機関からの専門家の受入れなどの対応を実施する方針である。

このシナブン山は2014年2月にも噴火が発生しており、その際に大規模な火砕流も発生したため17名が死亡している。