日本のウェディング・ブライダル会社がインドネシアへ進出

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1998年に創業し日本でウェディング・ブライダル事業などを展開する株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ(T&Gニーズ)は、ASEANへ本格的に進出すること目的とし、インドネシアの首都ジャカルタに現地法人を設立し、5つ星ホテル「フェアモント ジャカルタ」において婚礼事業を開始したことを5月14日に発表した。


(バンケットルーム内観パースのイメージ図)

この発表によるとT&Gニーズは、ASEAN域内の人口は約6億人とEUの5億人を大きく上回っており、特にインドネシアは約2億5000万人の人口であり結婚適齢期のカップルが今後も継続的に増加していくと予想されていることから、アセアン進出の第一歩としてインドネシアに進出することを決定した。また、インドネシアのジャカルタ都市部では結婚式の装飾や演出にこだわる層が増えてきているため、日本式の高品質なウェディング技術が受け入れられる土壌が出来ている。

T&Gグループは2014年12月に現地法人「PT TAKE AND GIVE. NEEDS INDONESIA」を設立しており、この法人を中心としてアセアン市場への進出を実施していく見込みである。ジャカルタにおける事業展開では、既に今年4月から5つ星ホテル「フェアモント ジャカルタ」においてプロデュース事業を開始している。また、ホテルオーナーの鹿島建設株式会社のインドネシア関連会社「スナヤン・トリカリア・スンパナ」と業務提携契約において合意に達し、同ホテルより独占的に婚礼業務を受託し、ハイエンド層をターゲットとした婚礼サービスを提供していく方針である。

T&Gグループでは、今回のインドネシア拠点設立をもとに更なる海外進出していく方針であることを表明している。