国際協力銀はプロペラシャフト等製造の日系企業のインドネシア展開を支援
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株式会社国際協力銀行(JBIC)は、インドネシアにおいて日本の新興工業株式会社が実施する自動車部品の製造・販売事業を金融面から支援するため、インドネシア・ルピア建ての融資を実施することを発表した。
新興工業は、プロペラシャフトやトランスミッション等を始めとする様々な自動車部品の製造・販売を行う中小企業である。この新興工業では、日系の大手自動車メーカー等の海外進出に合わせる形で、今までにタイ・中国・インドネシアに進出して、海外事業展開を進めていた。新興工業では、インドネシアの現地法人「PT. SHINKO KOGYO INDONESIA」に設備投資を行い、インドネシアにおける更なる市場シェアの獲得を企図しています。
JBICでは、この新興工業の海外事業展開を支援するため、インドネシアのカラワン県で新興工業の現地法人が自動車部品の製造・販売事業を行うために必要な資金を融資することを決定した。今回の融資は、株式会社中国銀行との協調融資により実施され、JBIC分の融資は8,400百万インドネシア・ルピアを限度とする貸付契約となる。