日本支援で建設のインドネシアのMRTに大統領と大使が乗車
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在インドネシア日本大使館は、日本が全面的に支援して建設されたインドネシアのジャカルタ地下鉄(MRT)に、ジョコ・ウィドド大統領と石井大使が共にレバック・ブルス駅からブンデランHI駅まで6月25日に乗車したことを発表した。
MRTの車内では、石井大使とJICAインドネシア事務所長からジョコウィ大統領に対して、MRT南北線フェーズ1の概要とフェーズ2や東西線を含むジャカルタ首都圏の今後のMRT整備について説明を実施した。ジョコウィ大統領からはさらなる日本の協力を期待する旨が述べられた。日本としては、ジャカルタ首都圏のMRT整備を引き続き支援していく方針である。
ジョコウィ大統領との乗車に先立ち、6月19日にはMRTJ社が主催の「MRT感謝の集い」が開催されていた。この式典には、石井大使とJICAインドネシア事務所長が、アニス・ジャカルタ首都特別州知事とともに参加した。式典では、アニス知事とウィリアムMRTJ社長より、MRT事業に携わった日本側関係者への貢献に感謝の言葉が述べられるとともに,記念品が授与された。石井大使からは、「MRTは日本とインドネシアの友情のシンボルであり、発展し続けるジャカルタとインドネシアのシンボルであり続けることを心から祈っている」との旨の祝辞が述べられた。