日本はインドネシアのスラウェシ島の地震・津波被害に緊急援助

このページの所要時間: 055

日本の外務省と防衛省は、インドネシアのスラウェシ島で発生した地震と津波による被害に対して、自衛隊を国際緊急援助隊として派遣する事を発表した。

外務省の発表によると、日本政府はインドネシア政府との友好関係と人道的観点等を鑑み、先月の28日にインドネシアのスラウェシ島で発生した地震と津波による被害に対して、自衛隊を国際緊急援助隊として派遣する事を決定した。また、独立行政法人の国際協力機構(JICA)を通じて、テント・浄水器・発電機などの緊急援助物資を供与することも決定した。

防衛省の発表によると、3日に外務大臣と国際緊急援助活動の実施について協議を実施し、防衛省としては国際緊急援助活動を行うため、防衛大臣から「国際緊急援助活動の実施に関する自衛隊行動命令」を発出した。この命令を受けて、防衛省としてはC-130H輸送機1機を現地に向けて出発させた。また、被害状況の調査や支援のニーズについて情報収集を行う現地調整所要員も出発させている。今後は現地の状況を確認しつつ、可能な限り早く活動を開始する予定である。