インドネシアに帰国した看護師・介護福祉士候補者の報告会と就職説明会
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経済連携協定(EPA)に基づき日本に訪問していたインドネシアの看護師・介護福祉士候補者のうち帰国した人を対象とした帰国報告会と就職説明会が、インドネシアのジャカルタで開催された。
日本政府とインドネシア政府は、両国間の経済協力を深める事等を目的として2007年8月に『日・インドネシア経済連携』への署名を行い、2008年7月から発効させていた。その後は、この連携に基づいた経済連携協定(EPA)・自由貿易協定(FTA)の取り組みを進めており、看護師・介護福祉士候補者の受け入れも平成20年度から実施していた。この制度に基づいて候補者たちは来日していたが、帰国した人々に対して感謝を伝えるとともに意見交換を実施するための場を設ける事等を目的として、帰国報告会が開催される事となった。
開催されたEPA帰国報告会には、在インドネシア日本大使館から経済公使が参加し、ヘルモノ国家海外労働者派遣保護庁事務局長やディオノ保健省部長などが参加した。帰国者代表への感謝状が授与され、帰国者代表が日本での経験やこれからの目標に向けての抱負を述べた。なお、この報告会の前には、日系企業や病院施設等28社が参加する、EPA帰国者を対象とした就職説明会が開催されていた。